顔のイボが気になる!除去したほうがいい?治療方法は?
体のあらゆるところにできるイボ。特に顔にできるイボは毎日鏡でみるので気になりますよね。一部のイボは痒みや痛みを伴うこともあり、とれるなら早くとりたいなと考えている方も多いのではないでしょうか。
痛みや出血を伴う、感染のリスクがある、あるいはがんを疑うものは保険適応で手術可能です。
本記事では顔にできるイボの治療方法やその後の流れについてご紹介させていただきます。
顔のイボ・できものが気になる方は一度当院までお気軽にご相談ください。
イボってどんな病気?
イボは、ヒトパピローマウイルス(HPV)の感染によって引き起こされる良性の皮膚腫瘍です。このウイルスは非常に小さな傷口から表皮幹細胞に侵入し、細胞を増殖させます。その結果、皮膚の表面を固く盛り上がらせて、様々な形や大きさで現れることが特徴です。
感染経路は主に、人から人への接触感染や、ウイルスに汚染された物体を介して間接的に感染することが考えられます。
イボは一般的には無害です。治療をしなくても免疫がついた場合、数ヶ月から数年のうちに自然に消えることもありますが、自然治癒をまっている間に悪化するリスクも十分に考えられるため注意が必要です。
イボの種類
顔に現れるイボの種類には特に以下のようなものがあります
- 尋常性疣贅 : いわゆる一般的なイボです。ヒトパピローマウイルス(HPV)が原因で、直径数mmの小さくて固い盛り上がりが特徴ですが、数cmくらいまで達することもあります。手指や足の裏などにできやすく、表面はザラザラしていて自覚症状はほとんどありません。単発のこともありますが、多発して生じることが多く、集合して融合することがあります。
- 扁平疣贅 : この種類のイボはその名の通り、表面が平らで小さく、色も肌色か茶色がかっています。ヒトパピローマウイルス(HPV)の特定の型によって引き起こされ、顔をはじめ、腕、足に現れやすく、自覚症状はほとんどありません。子供や若者に多く見られます。
- 水いぼ: 小さく、真珠のように見える良性の肌の成長で、中央にくぼみがあります。このイボは感染性があり、モールスコンタジオサムウイルスによって引き起こされます。子供や免疫系が弱っている大人に多く見られます。
イボに似ている顔のできもの
医学的にイボではありませんが、顔にできる見た目がイボに似たものに日光性角化症と脂漏性角化症(老人性イボ)があります。これらはウイルスが発生原因ではありません。
日光性角化症は長期にわたる紫外線の暴露によって引き起こされます。太陽にさらされることが多い部位に発生し、触るとざらざらしています。放置すると、一部の日光性角化症は有棘細胞がんに進行するリスクがあるため注意が必要です。
脂漏性角化症(老人性イボ)は肌色から黒色のものまで様々な色調をしており、わずかに隆起したり、突出したり大きさも形も様々です。表面がザラザラしているのが特徴です。主に中年以降にできることが多く、遺伝的要素が関係しているといわれています。
自分でとって大丈夫?
一見、自分で簡単に取れそうに見えますが、こんなリスクが潜んでいます。
- 感染を引き起こす可能性があります。さらに、イボを取る過程で皮膚が傷つき、その傷口から細菌が入ることで新たにイボができることがあります。
- 血管を巻き込んだイボの場合、自分でとろうとすると、予想以上に出血することがあります。
- 瘢痕が残る可能性があります。
- 完全に除去出来ていない場合、再発します。
- 一部の皮膚がんは見た目がイボと似ているため、実際にはイボではない可能性があります。
また、市販のイボ治療薬もありますが、すべてのタイプのイボに対して効果があるわけではなく、根が深いイボや大きなイボ、顔や敏感な部位にあるイボには効果が乏しい場合があります。また、使用方法を誤ると正常な皮膚にも損傷を与える可能性があります。
専門的な治療の開始が遅れることでイボが悪化したり、感染が広がったり、皮膚がんなどの深刻な状態を見落とすリスクがあるため、自己判断せずに医療機関で診てもらうことをおすすめします。
予防方法
まずは手を清潔に保ちましょう。無意識に顔を触っていることもあるため、手洗いはこまめに行います。
肌に傷がつきにくいような生活を心がけましょう。もし傷があるときには清潔に保ち、プールや温泉などの公共施設の利用やタオルなどの共有アイテムの使用を控えるとよいでしょう。
さらに免疫反応の働きを保つため、栄養バランスのとれた食事や十分な睡眠、定期的な運動も大切です。
加齢によって肌のターンオーバーがしにくくなると、角質がうまく排出されにくくなり、イボが作られやすくなります。
肌の状態に合わせたスキンケアで、ターンオーバーのリズムを整えましょう。
また、日焼け止めクリームや帽子などを使用して紫外線対策を心がけましょう。
治療方法
液体窒素凍結療法
イボに対して-196℃の液体窒素を使用し、凍結させることでイボを除去します。この治療はウイルス性イボや軟性線維腫などに効果的です。
手術療法
局所麻酔を施した後にメスや眼科剪刃を使用してイボを除去する方法です。治療中に痛みは感じませんが、手術後には痛みが生じることがあります。他の治療法と比較して再発率が低く、保険が適用されます。
スキャナー付き炭酸ガスレーザー
また、従来の炭酸ガスレーザーはフリーハンドでイボやほくろを削り取るため、部分的に重なる箇所やすき間が空くなど、医師の技量によっては均一に照射することが困難でした。
スキャナ付き炭酸ガスレーザーは、事前に設定した形状や大きさで照射して組織を蒸散でき、0.1mm単位で調整可能です。
従来の炭酸ガスレーザーと比較して再発や色素沈着のリスクが低く、よりきれいで正確に、短時間で完了します。
当院では、従来の炭酸ガスレーザーに加えて、スキャナー機能を備えた炭酸ガスレーザー「AcuPulse」も使用しています。この機器はイボやほくろ、盛り上がったシミなどに対して効果的です。
スキャナー付き炭酸ガスレーザーは、10,600nmの波長を持ち、赤外線領域で作動します。この波長の特性上、水分の吸収率が高く、皮膚内の水分が熱エネルギーを発生させ、その結果、水分が蒸散しイボが削り取られます。
従来の炭酸ガスレーザーはフリーハンドで操作するため、医師の技術に依存し、照射が均一でないことが問題でした。しかし、スキャナー付き炭酸ガスレーザーは、事前に設定された形状や大きさに従って照射するため、治療の精度が向上し、0.1mm単位での細かな調整が可能です。これにより、再発や色素沈着のリスクが低減し、治療がよりクリーンで正確、かつ短時間で行えます。
スキャナー付き炭酸ガスレーザーの詳細はこちらをご覧ください。
ラジオ波メス(サージトロン)
ラジオ波メスは、高周波エネルギーをイボの細胞内の水分子に集中させて加熱し、その熱でイボの細胞を蒸発させます。
この高周波エネルギーは特定のターゲットに対して正確に焦点を合わせることができるため、隣接する正常組織に与える影響を最小限にとどめることができます。
さらに、当院で使用しているペレヴェという装置は比較的低温で機能するため、熱による周囲の組織へのダメージも最小限に抑えられます。これにより、治療後の出血、腫れ、痛みが少なくなるという利点があります。
治療のリスク
液体窒素凍結療法
- 治療には痛みを伴います。
- 低温やけどを起こす治療のため、水疱を形成することがあります。
- 炎症後色素沈着を起こすことがあるため、軽めに数回行います。
- 水疱は1~2週間で吸収されるため、潰さないようにしてください。
- 通常、一度の治療で完全に除去することは難しいため、複数回の通院が必要になります。その期間は数か月に及ぶ場合もあります。
手術療法
- 術後に赤みが出ることがありますが、少しずつ落ち着きます。
- 炎症後色素沈着を生じる場合があります。
- 傷がふさがるまでに、1~2週間程度かかります。
- 傷跡が残ります。
炭酸ガスレーザー
- 術後に赤みが出ることがありますが、少しずつ落ち着きます。
- 炎症後色素沈着が生じることがあります。
- 病変の取り残しが生じる可能性があります。
- 瘢痕形成の可能性があります。
ラジオ波メス
- 術後に赤みが出ることがありますが、少しずつ落ち着きます。
- 炎症後色素陳沈着が生じる可能性があります。
- 瘢痕形成の可能性があります。
- 再発する場合があります。
治療後の注意点
- 傷口はいじらないようにしましょう。
- 紫外線対策をしましょう。
- 出血や痛みが増す場合は我慢せずにご相談ください。
当院の強み
治療方法に選択肢がある
ご紹介したように、除去方法は一様ではありません。当院ではスキャナー付き炭酸ガスレーザー、ラジオ波、眼科剪刃、メス、トレパンなどの切除技術を提供しています。さまざまな種類や形状、大きさ、深さのイボに対して、臨床から病理組織を考慮し、多くの選択肢の中から最も適切な方法を選ぶことが、傷跡を最小限に抑え、効果的にイボを除去するための最良のアプローチとなります。
皮膚科専門医・指導医在中
当院では、東京大学病院皮膚科医局、慈恵医科大学皮膚科医局、日本赤十字社医療センター皮膚科医局の協力を受け、常に7~8人の皮膚科専門医が診察を行っています。複数の専門家による診察により、顔のイボを含むさまざまな腫瘍の病理学的鑑別をより精密に行うことができ、臨床診断の精度を高めることが可能です。
手術実績
1年間の手術実績12,773件、レーザー実績15,511件(2022年1月5日〜2022年12月28日)をほぼ全例院長が責任を持って行っております。患者様に最もあった少ない傷痕を目指した手術を提供させていただきますので、顔のイボでお困りの方は是非ご相談ください。



料金
液体窒素凍結療法(月4回まで)
| イボ | 約600~800円 |
※個数により料金が異なります。
手術療法
約9,000~18,000円
※範囲・部位により料金が異なります(病理検査代等含む)。
スキャナー付き炭酸ガスレーザー
| ~3㎜ | 11,000円 |
| 3~5㎜ | 16,500円 |
| 5㎜~ | 22,000円 |
※症状によっては保険適応となる場合があります。医師による診察時の判断となります。
ラジオ波メス
| ~3㎜ | 11,000円 |
| 3~5㎜ | 16,500円 |
| 5㎜~ | 22,000円 |
※症状によっては保険適応となる場合があります。医師による診察時の判断となります。
顔のイボが気になる方は、渋谷駅前おおしま皮膚科へ
顔は人とコミュニケーションを取る上で最も目立つ部分であり、顔のイボを気にされている方は多いと思います。また、周りの人に感染させないか心配になったり、そのイボが他の皮膚疾患の兆候ではないかと不安になることもあります。
当院では症状やイボの状態を考慮し、その時の状況に応じた治療法をご提案しています。
イボ以外にも、顔に気になるできものがある方は、当院へお気軽にご相談ください。
未承認医薬品等の表示
スキャナー付き炭酸ガスレーザー(AcuPulse)について
・未承認医薬品等
AcuPulseは医薬品医療機器等法上、未承認医療機器です。
・入手経路等
当院医師の判断のもとルミナス社より購入しています。
・国内の承認医薬品等の有無
同程度の効能・効果で承認されている国内承認機器等はありません。
・諸外国における安全性等に係る情報
諸外国において、治療に伴う重大な副作用の報告はありません。
ラジオ波メス(サージトロン)について
・未承認医薬品等(異なる目的での使用)
ラジオ波メス(サージトロン)は医薬品医療機器等法上、承認された医療機器ですが、治療によっては承認内容と異なる場合があります。
・入手経路等
株式会社スズケンより国内承認機器を入手しています。
・国内の承認医薬品等の有無
同程度の効能・効果で承認されている国内承認機器等はありません。
・諸外国における安全性等に係る情報
諸外国において、治療に伴う重大な副作用の報告はありません。
診察をお考えの方へ
予約不要で当日日帰り手術
当院では、診療受付終了1時間前までにご来院された手術希望の方には、当日手術を実施しています。
予約は必要ありませんが、初めて訪れる方で手術・レーザーを希望される場合は、こちらから予約が可能です。
土日も診療
平日は11:00~13:30、15:00~19:30
土日は9:00~12:30、13:00~17:30
※火曜日・祝日を除く
まで受付けており、土日休みで平日受診が難しい方、学校やお仕事帰りでもお気軽に受診できる診療時間です。
ワンドクター制度
手術・レーザーはほぼ全例日本皮膚科学会専門医・指導医、日本形成外科学会正会員である院長が施行するワンドクター制度で行っております。
手術やレーザー治療は、ほぼ全て日本皮膚科学会の専門医・指導医であり、日本形成外科学会の正会員でもある院長が直接担当するワンドクター制度を採用しています。
アクセス良好な立地
渋谷駅の西口・南口から徒歩1分という便利な立地にありますので、学校や仕事帰りにも気軽にご来院いただけます。
キッズルーム併設
当院では、0歳から12歳のお子様がいらっしゃる方向けにキッズルームを提供しています。当院の患者様やそのご家族、または受診予定の方は、無料でこの施設をご利用いただけます。
※必ず保護者の方同伴でのご利用をお願いいたします。
ご不明点などございましたらお気軽にご連絡ください
TEL:03-3770ー3388

